重たいからこそ地産地消。地域の石を軸に発展した石材加工技術を見学

太古の昔から、人類は石を使ってお城やお墓をつくってきました。石はとても重たいものですが、風化も遅く、保ちも良い建材。そのため、石の文化は人の営みと密接にありました。もちろん石材加工も同じで、重たくて遠くに移動させることが難しいからこそ、その地域の石に合わせた加工技術が発達したといいます。本プログラムでは、大西石材の工場を見学しながら実際の加工技術を見たり聞いたり、やってみたりして、全身で感じることができます。

使い方にも地域性が出る！？作品からもわかる地域の石文化

運搬技術も発達した現代では、大西石材でも南加賀エリアの石だけでなく、日本中や海外から取り寄せる石を加工した作品も。大西石材の敷地には、お墓などをはじめ過去につくった石の作品がたくさんあります。本プログラムでは、石オタクの大西社長自らそうした作品を解説し、地域によっても使い方が異なる石文化を知ることができます。

地域の石を食卓に。石が美しいプレートも販売

とはいえ、いくら石の作品が素敵でも、お墓とか灯籠は、なかなか買ったり置きたいと思う場所や機会も少ないもの。大西石材では、近年、石文化にもっと身近に触れていただきたいと、地域の石を使用したテーブルウェアをつくっています。それぞれ、もとの石が持つ風合いによって表情が異なる一点もの。プログラム当日も、もし素敵なプレートがあればご購入もしていただけます。